事業・技術情報 SERVICE
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当社は、化粧品・健康食品・雑貨等の容器、又はそれに付帯するキャップなどのパッケージ全般に印刷加工しております。
お客様の希望通りのデザインを形にするために、様々なパッケージバリエーション(形状、材質)に応じて、適切なスクリーン・機械を選択し製品の印刷、乾燥、検査、梱包まで1本ずつ丁寧に取り扱っております。
SILK SCREENシルク(スクリーン)印刷
シルクスクリーン印刷は、「水と空気以外なら、何にでも印刷ができる」と言われるほど、あらゆる素材に対応可能な印刷方法です。
当社では樹脂、硝子、金属などの素材に印刷を行っており、容器の形状も機械の種類を使い分け、丸、オーバル、角、円錐、CAP など多くの形状に対応可能です。
また、樹脂容器への印刷は熱乾燥用インク、UV用インクと2タイプが対応可能です。
硝子瓶や金属への印刷は熱乾燥有機印刷のみ対応となります。
色の見え方の好みに応じて、グロス調やマット調等の質感への対応もさせていただいております。
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01スクリーンにインクを入れる
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02スキージ(ハケ) でインクを容器に転写する(印刷機による作業)
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03印刷後の容器を乾燥炉に通す。(インクの乾燥の為)
実際の動画をご参照ください
HOT PROCESSホットプロセス
対象物(当社では主に硝子容器) にシルバーやゴールドの箔を乗せる作業です。
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01箔を乗せる下地のデザインを印刷します。(印刷機による作業)
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02下地印刷後の容器を乾燥炉に通し、下地のインクを半乾きにします。
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03下地のインクを糊がわりに利用し、HOTローラーで箔を下地の印刷にくっつけます。( ホットプロセス機による作業)
実際の動画をご参照ください
HOT STAMPホットスタンプ(刻印)
樹脂容器にシルバーやゴールドの箔を乗せる事が可能な作業です。
金属製あるいは樹脂製の凸版を使い熱と圧力により、箔を版の形通りに対象物の表面に押し込んで転写する方法です。
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01箔押し用の凸版を機械にセット
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02箔ファイルをセット
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03箔押し用凸版を加熱
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04凸版を容器に押し当てる( 機械による作業)
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05対象容器に箔が転写される
実際の動画をご参照ください
OPTION WORKオプション作業
加工単価とは別にオプション費用をいただいて行う作業となります。
フレーム処理
印刷前に容器表面をガスバーナーのフレームにて表面処理する加工です。
(容器とインクの密着性を高め、インク剥離を防ぐ処理となります。)
インクが密着する表面の材質によっては必ず必要となります。
小袋出し
入荷時に入ってくる小袋包装された容器を作業前に小袋から取出す作業です。
特殊梱包
大袋入れや波巻き、短冊入れ作業を行います。
エアー洗浄
印刷加工前に容器全面を強力なパルスエアーを当て容器表面に付着している微細なゴミやホコリを飛ばす作業です。印刷デザインの文字欠けやベタ印刷面のゴミ付着を軽減する作業となります。
小袋入れ
輸送時の容器表面の傷やホットスタンプの箔表面の傷等を保護するために必要な作業となります。
全周外観検査
生産ライン上で行う通常検査とは別に特別に傷に特化した検査や通常検査では発覚できない細かい箇所まで1 本づつ行う検査です。品質保証部発行の品質規格以上の納品基準が必要な場合、検査専門のラインで検査します。
OWNED MACHINERY保有機械
手動印刷機
46台
自動印刷機
10台
(1 色機~ 3 色機)
手動ホットプロセス機
7台
手動ホットスタンプ機
7台
自動ホットスタンプ機
2台
手動印刷機詳細
・カメラ機5台
1工程目の印刷デザインをカメラで捉えて、よりシビアな次工程のデザインの位置決めが可能となる機械です。
・扇形機3台
通常印刷では滲んだり、綺麗に印刷ができないテーパーのかかっている容器へ綺麗に印刷が可能となる機械です。
・自動印刷機
当社の保有する自動印刷機の種類は下記の通りです。
1色機 :3台
2色機 :1台
3色機 :2台
平刷自動機:4台
QUALITY STANDARDS品質基準
弊社加飾製品の合格品質水準は下記の通りです。
- 致命欠陥 : AQL0.15
- 重欠陥 : AQL0.65
- 軽欠陥 : AQL2.5
また、出荷前抜取り検査方法においてはほぼすべての製品集荷において、JIS Z 9015-1特別検査水準S-3(商品によっては、通常検査水準Ⅱを採用)
なみ検査の1回抜取り方式による抜取り検査を実施し、合格品質水準で合否を判定しております。
なお、取引先様より商品固有指定の試験がある場合は、別途対応させていただきますのでご相談ください。
QUALITY CONTROL MANAGEMENT品質管理
- 入室時 : ヘアネット、衛生帽子を着用し、粘着ローラーを使用し体全体の毛髪やゴミを取り除いてから工場へ入室しております。
- エアーシャワー : 第二工場ではエアーシャワーを経ての入室となります。
- クリーンルーム完備
- 工場では品質管理者3~4名が生産ラインの立ち上がり時の品質規格確認や量産中の抜き取り検査、出荷前検査を行い品質管理に努めております。